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第一回 全国高校生デジタルモデリングコンテストのお知らせ



いつの時代も若者の斬新な独創性が世界を変えてきました。そして3D プリンターの登場によりアイデアをダイレクトに立体にできる時代になりました。世界で活躍する企業や芸術家・建築家・デザイナー・学者があなたの創造力、モデリング力に期待をしています。
全国高校生デジタルモデリングコンテストで新たな世界に一歩踏み出しませんか?


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コンテスト開催の概要

日本図学会が2006(平成18)年より実施してきましたデジタルモデリングコンテストを、2024年度は全国の高校生向けに実施します。3Dプリンタ技術に関係する様々な3D分野で、日常での探究活動や情報学分野、建築、機構を有する造形(機械工学、福祉機器など)、デザインなどのオリジナル作品を大募集します。
作品が完璧である必要はありません。作品の評価は、作品そのものだけでなく、背後にあるアイデアや発展の可能性、そして、その実現に向けて考えを整理し内容を深めるプロセスを説明できることに重点を置いています。
優秀な作品を発表した個人およびグループを表彰します。講評と審査委員は、図学会デジタルモデリングコンテスト審査委員、そして参加企業です。
展示会場では、様々な専門分野の大学研究者と直接ディスカッションしたり、企業と交流する時間を設けます。

1. 応募作品の種類

「3Dデジタルモデル作品」
機構を有する造形(機械工学、福祉機器など)、造形デザイン、サイエンスアート(数理造形およびアルゴリズムを用いて生成した造形)、建築デザイン、工業デザイン、デジタルアート、ファッション等、ジャンル不問、テーマ自由とします。
 

2. 応募資格

日本国内にある高等学校に在籍する高校生が作成した作品等が対象です。
個人もしくは団体でのオリジナル作品を受け付けます。
※原則学校単位で参加登録してください。個人参加の場合は学校に許可を得てください。
※12月7日(土)から8日(日)に東広島芸術文化ホール くららで作品解説のポスターや作品を展示できることも条件となります。ただし,会場に来ることが難しく作品を持ち込めない場合は相談ください。
※一つの団体での参加登録で、メンバーが多数と判断した場合は、概要内容から参加登録の受理の可否を判断し、お断りする場合があります。
 

3. コンテスト参加登録費用

コンテスト参加登録は無料です。

4. 応募作品の条件

これまでに公募に応募されていないオリジナル作品
応募者が造形した3D立体モデル(3Dプリンタで作成した作品、3Dプリンタの種類は限定しない、応募者がデジタルモデリングして外部の出力サービスで造形した作品も応募可能)
応募作品に関連する発表済みの自身の作品・設計物・研究がある場合、その発表に関する情報を作品解説に記載し、本応募作品との関係を明らかにしてください。

5. 参加登録から表彰までの流れ 1)〜5)

 

 

 

 

 

 
 
1) 参加登録 (締切:8月5日(月)23時59分まで) → 締め切り延長(締切:9月25日(水) 23時59分まで) 参加登録を締め切りました.

(1)〜(8)までの内容をwebフォームに入力して参加登録ください 参加登録を締め切りました.
 
(1) 作品タイトル
(2) 応募者氏名(グループで参加登録の場合は応募者全員と学校名)
(3) 概要(100字程度)
(4) 作品サイズ(縦×横×高さmm) サイズ上限500mm×500mm×500mm程度
(5) 作品のCG,または作品のスクリーンショット,または作品の手描きスケッチを撮影した画像等,立体の全体像がわかるように撮影された画像3点程度をzip圧縮して,サーバー(データ便やギガファイル便といったファイル転送サービスを利用されても構いません)へアップロードし,そのURLをお知らせください。
※参加登録時に作品が完成していない場合には、作品の構想を示す画像またはレンダリング(CG可:JPEGファイル)または,手書きスケッチ(JPEGファイル)でも可。(立体の全体像がわかるように撮影された画像3点程度
(6) 連絡担当者の氏名、所属、住所、電話/FAX、電子メールアドレス
(7) 指導教員の氏名 ※指導された先生がおられる場合
 
※参加登録から1週間以内に受領通知が届かない場合は、
hs-digicon2024[at]graphicscience.jp ([at]はアットマーク)までご連絡ください。
 

2) 審査用資料の提出 (締切:9月30日(月) 23時59分まで) → 締め切り延長(締切:10月5日(土) 23時59分まで)
(1)〜(3)のファイルをzip圧縮して,webフォームで提出してください

(1) 作品解説は指定テンプレートを用いて作成しPDF形式で提出
  以下よりダウンロードして使用ください.
 |WORDファイルPDFファイル
(2) 作品の3Dデータ(STL形式)
(3) プレゼンテーション動画1〜3分程度(MOVもしくはMP4形式)

※サーバーは,GoogleドライブでURLを共有設定,またはデータ便やギガファイル便といったファイル転送サービスを利用されても構いません。
※zip圧縮したファイルが,ファイル転送サービスの容量を超える場合は,圧縮ファイルにせず,ファイルごとアップロード頂いても構いません。
※アクセス期限が限定する場合は、そのサービスでの最長期間の設定をお願いいたします。
※3Dデータは,本コンテストの審査に関わる者以外の外部に漏らすことなく、コンテスト終了後に速やかに廃棄します.

 
3) 結果発表   10月25日(金) 公式HPに提示
提出された審査用資料(作品解説,3Dデータ、プレゼンテーション動画の3種類の資料)を元に、日本図学会審査委員および参加企業が厳正なる審査を行います。
賞の種類:日本図学会(最優秀賞,優秀賞,奨励賞),参加企業の各賞
 

4) 作品展示   (期間:2024年12月7日(土)〜8日(日))
作品展示は、 東広島芸術文化ホール くらら(https://kurara-hall.jp/access/)で一般公開にて行います。出力作品とコンセプトシート(A2サイズ)を持参し、指定場所で各自展示をしてください。
持参が難しい場合は、事前にメールでご相談ください。発送先をご案内いたしますので、作品とコンセプトシートを12月6日着でお送りください。実行委員会側で展示をさせていただきます。また、コンセプトシートの出力が難しい場合は,実行委員側で出力をいたしますので、こちらもご相談ください。
 

5) 表彰式 2024年12月8日(日)
表彰式は2024年12月8日(日)に東広島芸術文化ホール くらら(https://kurara-hall.jp/access/)で行います。


審査基準:

コンテストは、しくみを持つ立体構造の考察、立体的な発想を喚起することを目的し、以下のような審査基準を設けています。
  • 発想やモデル製作を考慮した3次元データ構築及びデータの造形力を総合力で評価
  • これまでの切削技術や一体成型では製作することが困難だった複雑なしくみや幾何学的図形を実体化するなど3Dプリンタを利用することによって実現が可能になった立体構造の新規性、独自性を評価
  • 従来、デザインする中で曖昧だった制作およびモデル製作過程に存在する様々な技法や課題を、応募者自身が矛盾なくわかかりやすく整理されていることを評価
  • 図学、造形、設計、製図・加工の機械工学など、教材として効果的利用法が見える3D立体モデルを評価

著作権に関する注意と個人情報の取り扱いについて:

  • 作品解説は、日本図学会講演論文の著作権に関する規定に準拠します。
  • 応募作品の著作権は、全て応募者に帰属します。
  • 入賞作品は、日本図学会および日本図学会が認めた団体(学校、企業など)が、積層造形と設計技術の振興と普及の目的でWebや印刷物で公開することを同意していただきます。
  • 審査を行う上で用いるプレゼンテーション動画は必要な範囲で審査委員へ提供します。
  • ご記入いただいた個人情報は、日本図学会が管理・保有し、本コンテストの問い合わせ等の運営業務のみに使用します。
  • ご記入いただいた個人情報は、応募者の同意なしに第三者に個人情報を提供しません。ただし、上記目的を達成する範囲内において、業務委託先および直接係わる関係者に預託する場合があります。
  • プライバシー保護のため、情報を暗号化して送受信するSSL(Secure Socket Layer)機能を使用しております。
  • 個人情報の変更・削除等のご依頼は日本図学会までお申し出ください。

従来からのデジタルモデリングコンテストの開催目的:

日本図学会では、デジタルモデリング(広義にはデジタルコンテンツ)制作を学術活動として意味づけし、コンテストという形式を維持しながら2006年より開催して参りました。大会論文集に作品解説を掲載し、作品制作の目的からモデル製作までの説明をきちんとすること 、つまり必然性を指向し、プロセスを残すことをコンテストの目的のひとつとしています。そして、「教育・資料用作品」として三次元造形で具現化でき活用できる内容の作品も、さらなる効果的三次元造形機の活用を図るとして重要で、教育分野の優秀作品や効果的利用法も評価対象に含めています。これは、個々のスキルアップとスキルの共有化を推進するという指針もコンテストの重要な目的のひとつであると考えております。
これまでの受賞作品

指導されている先生方へ:

当学術学会は、日本図学会 全国高校生デジタルモデリングコンテスト(以下、当該行事)を通して、高等学校段階の学校教育と高等教育間での学際的な新しい学術的交流の場を提供することで、3D分野における情報工学や情報科学、そしてグラフィックリテラシーやデジタルトランスフォーメーション(DX)の知見拡大に寄与することを目的としています。また、高等学校で取りくんでおられる授業や部活動での成果発表の場として、当学術学会をご活用ください。

お問い合わせ:

日本図学会 全国高校生デジタルモデリングコンテスト実行委員会
hs-digicon2024 [at] graphicscience.jp([at]はアットマーク)

主催:

日本図学会 https://www.graphicscience.jp/

協賛(50 音順):

一般社団法人コンピュータ教育振興協会 https://www.acsp.jp/
日本3D プリンター株式会社 https://3dprinter.co.jp/
マイクロンメモリ ジャパン株式会社 https://jp.micron.com/
マツダ株式会社 https://www.mazda.com/ja/

後援(50 音順):

CG-ARTS ( 公益財団法人画像情報教育振興協会) https://www.cgarts.or.jp/
東広島市 https://www.city.higashihiroshima.lg.jp/index.html
東広島市教育委員会 https://www.city.higashihiroshima.lg.jp/kyoikuiin/index.html
広島国際大学 https://www.hirokoku-u.ac.jp/
広島県教育委員会 https://www.pref.hiroshima.lg.jp/site/kyouiku

体制:

全国高校生デジタルモデリングコンテスト 実行委員
委員長: 横山 弥生(大同大学)
副委員長: 西井 美佐子(女子美術大学)
委員: 岡田 大爾(広島国際大学)
  榊 愛(摂南大学)
  田中 龍志(株式会社ニテコ図研)
  間瀬 実郎(呉工業高等専門学校)
 
審査委員
名誉委員長: 杉原 厚吉(明治大学)※明治大学先端数理科学インスティテュート (外部サイト)
委員長: 舘 知宏(東京大学)※東京大学 舘知宏 研究室紹介動画 (外部サイト 音声あり)
副委員長: 西井 美佐子(女子美術大学)
委員: 荒木 勉(筑波技術大学)
  石原 茂和(広島国際大学)
  石原 恵子(広島国際大学)
  佐藤 尚(神奈川工科大学)
  福江 良純(北海道教育大学)
  横山 弥生 (大同大学)