図学関連教育と空間認識力 ―切断面実形視テスト(MCT)による調査結果を中心に−
これまで図学関連教育における空間認識能力の重要性から、国内外の研究者によって、切断面実形視テスト(MCT)等を評価指標として、空間認識力に関する多くの調査・研究が行われてきた。近年の3D-CG/CADの普及によって、3次元形状の図的表現が身近になったにもかかわらず、作成した図形が空間的に把握できない場合や切断、回転などの空間的イメージ操作ができないなどの問題が指摘されている。このような形状認識や空間把握に伴う能力を育成するために基礎的な空間幾何学の教育や空間認識力育成の重要性が再び認識されてきている。今回の図学教育研究会では、これまで実施されてきた空間認識力に関する研究を振り返り、今後の課題について議論する。
椎名久美子先生(独立行政法人 大学入試センター)
鈴木賢次郎先生(独立行政法人 大学評価・学位授与機構)
日時 | 2014年5月11日(日)13時〜15時 |
場所 | 九州大学西新プラザ 福岡市早良区西新二丁目16番23号 |
題目 | 『図学関連教育と空間認識力 ―切断面実形視テスト(MCT)による調査結果を中心に−』 |
概要説明
阿部浩和話題提供者
堤江美子先生(大妻女子大学)椎名久美子先生(独立行政法人 大学入試センター)
鈴木賢次郎先生(独立行政法人 大学評価・学位授与機構)