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デジタルコンテンツ時代の図学教育

第37回図学教育研究会のお知らせ


第37回図学教育研究会
テーマ:デジタルコンテンツ時代の図学教育

文科省をはじめとして国の政策で、デジタルコンテンツ産業や研究に注目が集まっています。このデジタルコンテンツ時代には「図」学は欠かせない学問です。今まで図学教育研究会では、図学、CGなどの教育について、事例報告や教材などを発表してきました。そこで、本研究会ではもうすこし範囲を広げて、造形デザイン分野、映像製作分野、ゲーム製作分野などで新しい時代の「図学」がどう扱われている、どのように教育するかを考えたいと思います。CGや映像製作にあたっても、投影や表現法、モデリングなどの考え方は重要であり、それは「図」学そのものといえます。このように広い意味での「図学」教育をどう考えて教育されているかなどについてご講演いただきます。これらの講演は工学系(機械、建築分野)のビジュアライゼーション手法への良いヒントも得られるのではないかと考えます。

 
日時
2006年 5月14(日)
 
場所
九州産業大学工学部8号館
〒813-8503 福岡市東区松香台2-3-1
 
13:00-
  先導的デジタルコンテンツ創成支援ユニットの教育思想とカリキュラム
  源田悦夫 (九州大学芸術工学部)
  九州大学芸術工学研究院における視覚芸術学講座、メディア設計学講座、音文化学講座の教員を中心に、スペシャル教育ユニットを編成した。ここでは部門の枠を超えコンテンツ創成の志向をもった学生に対し集中的な教育を行っている。デジタルコンテンツ創成支援教育組織として、カリキュラム・教育方法検討、教材・コンテンツ制作支援、知財化推進の各委員会を設置しこのスペシャル教育ユニットの運用を行っている。当該ユニットの教育担当者らの多くはCG-ARTS協会で長期にわたり、表系デジタルクリエータのカリキュラムやテキストのあり方を検討してきておりその成果をこの実践の教育の中で実証しつつある。本ユニットは文部科学省科学技術振興調整費による特別教育プログラムで行われている。
 URL:http://www.adcdu.com/index.html  
13:30-
  「新時代のCGクリエーター向けテキストとその思想
  源田悦夫 (九州大学芸術工学部)
  財団法人 画像情報教育振興協会(CG-ARTS協会)で作成したクリエータ向けのCGテキストの概要とそれをまとめるための思想について紹介する。映像表現やWebなどのコミュニケーションデザイン、ディジタルによるコミュニケーションについて学ぶ人を対象として作られたテキストブックであり、ビジュアル情報をビジュアルコミュニケーションが扱われる。また、CGを使った映像制作を学ぶことを目的として絵づくりの基礎という意味での静止画の撮影から、CGに限定しない映像の基礎知識、CGアニメーションのための技術、さらには著作権といったことまで含めてCGによる映像制作の流れをまとめた思想を解説する。
URL:http://www.cgarts.or.jp/book/book/crelist.html
14:00-
  新時代のCGエンジニア向けテキストとその思想
  乃万 司(九州工業大学情報工学部)
  財団法人 画像情報教育振興協会(CG-ARTS協会)では,平成16年に新しい CG教育用テキストを発行し,平成17年秋からこれらのテキストに基づく新しい検定試験の実施を開始した.新しいテキストと検定試験は,エンジニア向けとクリエイター向けに分かれているが,本講演では,エンジニア向けのテキストについて,その概要と考え方を紹介する.特に,ディジタルカメラモデルとよばれる新しいメタファや,座標変換や投影,さらにはそれらを統合したビューイングパイプライン等の扱いに重点をおく.
URL:http://www.cgarts.or.jp/book/book/enlist.html
14:30-
  専門学校におけるクリエイター育成と図学
  深野暁雄(NPO Webリッチメディアフォーラム理事長,神奈川工科大学 客員助教授)
  90年代後半より、映画やゲームの世界での3次元コンピューターグラフィックスのエンターテインメントでの活用は急速に伸びており、それに伴い多大な人材を必要としている。その教育機関としては専門学校が少なからずとも貢献していると考える。その教育現場で実際に3DCG製作のための図学をどのように応用しているか、を発表する。
1.2Dのデザインを3D化する流れ, 2.3次元造形の手法, 3.3次元造形のパースの強さによるトラブル, 4.カメラアニメーションの効果と錯覚, 5.その他
15:30-
  CG,メディア教育の普及(仮)
   CGARTS協会