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「3Dプリンターを深く知るためのラピットプロトタイピング研究会」のご案内

 3Dプリンターを深く知るためのラピットプロトタイピング研究会を開催いたします。

 日本図学会では、2006年よりデジタルモデリングコンテストを開催し、デジタルモデルの実体化の技術普及に努めて参りました。
 2013年 7月に第7回デジタルモデリングコンテスト募集を開始し、より多くの方にコンテストに参加いただけるよう、今までの作品のデジタルモデリングや出力プロセスを考察し、必要とされるデジタルモデリング行為そのものについても着目し、技術ノウハウを公開する機会を設けることにいたしました。また、3Dプリンターの話題がきっかけとなり、デジタルファブリケーションの流れが加速しようとしています。それに付随して、実体化するための3次元データのクオリティーやモデリングリテラシーに関しても、具体的な議論の場が必要になってきております。

 そこで今回は、3Dプリンターや実体化に向けたデジタルモデリングに興味をお持ちの方、デジタルファブリケーションを取り組み始めて現在試行錯誤されている方対象に研究会を開催いたします。本企画は、埼玉県産業技術総合センター様の御協力によりセミナーを実施いたします。
 3Dプリンターは、工業製品分野以外の様々な分野でも注目されておりますので、様々な分野からの多数のご参加をお待ちしております。

日本図学会
 
日程: 2013年8月28日(水)
時間: 13:30 − 16:00
会場: 埼玉県産業技術総合センター 造形作業ルーム

アクセスマップ
埼玉県川口市上青木3−12−18  (SKIPシティA1)
http://www.saitec.pref.saitama.lg.jp/acceEtc/access-2.html
募集人数: 定員80名
参加費: 無料
参加資格: 日本図学会会員 及び 一般

プログラム

1. 13:30〜13:45 第7回デジタルモデリングコンテストのご案内
西井 美甫(日本図学会デジタルモデリングコンテスト実行委員長)

デジタルモデリングコンテストの概要は、下記ページをご覧ください。
http://www.graphicscience.jp/contest/7_list_detail.html
2. 13:45〜14:45 埼玉県産業技術総合センターの積層造形環境見学
 町田 芳明 (埼玉県産業技術総合センター、日本図学会デジタルモデリング実行委員)

埼玉県産業技術総合センターでは 1990年頃から現在まで4台の積層造形装置を導入し県内産業の製品開発支援に活用してきました。埼玉県産業技術総合センターで、長年ラピットプロトタイピング環境での製品開発支援を行い、実体化するためにデータ検証やデジタルモデリングコンテストの技術面をサポートしてきた経験をもとに、埼玉県産業技術総合センターで実験的に制作した実体形状や、これまで開催したデジタルモデリングコンテストで受賞した実体形状を例に挙げ、データクオリティーや3Dデジタルモデリングリテラシーに着目し、3Dデータ制作での留意点を紹介します。

休憩 (15分)
 
3. 15:00〜15:30 デジタルモデリングコンテスト作品の実体化工程について事例紹介
第3回 最優秀賞「Design By Box」 (安藤直見,柴田晃宏) 事例紹介
安藤直見 (法政大学),町田 芳明 (埼玉県産業技術総合センター)

第3回デジタルモデリングコンテストで、最優秀賞を受賞された「DesignByBox」のデジタルモデリングから実体化までのプロセスで苦労した点を紹介するとともに、実体化することになって始めて認識した留意点について紹介します。
4. 15:30〜16:00 質疑応答

申込み方法

件名「3Dプリンターを深く知るためのラピットプロトタイピング研究会参加希望」とし、次の5つの項目をdigicon2013@graphicscience.jpまでお申込みください。

(1) お名前:
(2) ふりがな:
(3)参加の種別:日本図学会会員もしくは一般(当セミナーを知ったきっかけをお教え下さい)
(4)所属:
(5)E-mail:

申込み期限

2013年 8月 27日(火)(但し定員になり次第締め切らせていただきます)

主催

日本図学会
http://www.graphicscience.jp/

入会のお勧め
http://www.graphicscience.jp/about/4_list_detail.html