日本図学会第14回デジタルモデリングコンテスト
第14回デジタルモデリングコンテスト実施報告
実行委員長,プログラム委員 松田 浩一 Koichi MATSUDA 実行副委員長,大会実行委員 西井 美佐子 Misako NISHII 審査委員長,座長 荒木 勉 Tsutomu ARAKI |
本コンテストは,事前エントリーの上,作品解説を提出してもらい,2022年11月19,20日に大会会場(阿寒湖温泉)で作品展示を行い,20日にプレゼンテーションを実施した.
審査の結果とコンテスト受賞作品を報告する.
審査基準
コンテストは,機構を持つ立体構造の考察,立体的な発想を喚起することを目的し,以下のような審査基準を設けます.- 発想やモデル製作を考慮した3次元データ構築及びデータの造形力を総合力で評価します.
- これまでの切削技術や一体成型では製作することが困難だった複雑な機構や幾何学的図形を実体化するなど3Dプリンタを利用することによって実現が可能になった立体構造の新規性を評価します.
- 教育・資料用作品は,図学,造形,設計,製図・加工の機械工学など,教育分野で教材として効果的利用法が見える3D立体モデルを評価します.
- 発想
- 3次元データ構築
- 造形デザイン
- 新規性
- 教材としての効果的利用法
各賞
最優秀賞:原則1件優秀賞:原則1件
審査員特別賞:若干数
審査結果
受賞一覧
最優秀賞 | “The Toson 7” and “The Toson 6” ―甦った制作工程の日々― | 福江良純(北海道教育大学) |
優 秀 賞 | 振り向かない飛翔 | 杉原 厚吉(明治大学) |
審査員特別賞 | 双対多面体パズル | 宮腰 直幸(八戸工業大学) |
謝辞
実行委員長 松田 浩一
コンテスト開催に関わった大会実行委員の皆様やスタッフの皆様,デジタルモデリング研究会の担当委員のご協力によって,今年度もトラブルなく実施することができた.この場を借りて御礼申し上げる.