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日本図学会第10回デジタルモデリングコンテストのお知らせ

 日本図学会では,デジタルモデリングコンテストを行います.コンテストは事前エントリーの上,作品解説を送付し,2018年度日本図学会秋季大会(大妻女子大学千代田キャンパス)の当日,応募者による展示・発表により実施します.優秀作品に関しては表彰をいたします.優秀作品は日本図学会ホームページ(https://www.graphicscience.jp)にて公開します.
 
■応募資格 個人および団体(日本図学会非会員も応募可)
■応募作品 ジャンル不問.テーマ自由.
造形デザイン,サイエンスアート(数理造形),機構を有する造形,建築デザイン,工業デザイン,デジタルアート,ファッション等
■審査基準 コンテストは,機構を持つ立体構造の考察,立体的な発想を喚起することを目的し,以下のような審査基準を設けます.
発想やモデル製作を考慮した3次元データ構築及びデータの造形力を総合力で評価します.これまでの切削技術や一体成型では製作することが困難だった複雑な機構や幾何学的図形を実体化するなど,3D プリンタを利用することによって実現が可能になった立体構造の新規性を評価します.

コンテストの実施形態変更の趣旨:

 第9回までのコンテストにおいては,受賞作品を秋季大会にて発表・表彰しておりましたが,第10回より,形態を変えて実施します.第9回までのコンテストは,3Dプリンタの活用と普及を目的とし,大会を表彰の場として開催しておりました.しかし,昨今の3Dプリンタ環境の急速な発展もあり,学会におけるデジタルモデリングコンテストの意味を再検討いたしました.
 先のADMC2017(アジア・デジタルモデリングコンテスト;デジタルモデリング研究会主催)では,コンテンツ作成において必然性を指向し,プロセスを残すことで個々のスキルアップとスキルの共有化すること目指し,一定の成果を得ました.当研究会では,ADMC2017の流れを受け,デジタルコンテンツ制作を学術活動として意味づけし,コンテストという形式を維持しながら,大会の中で発表を行う形式で実施することといたしました.
 

第9回までの実施形態と第10回の違いについて:


  第9回(前回まで) 第10回(今回)
大会への参加 表彰者のみ招待 応募者全員が大会に参加
応募部門 (1)3Dモデル
(2)アイデア
応募者が造形した3Dモデル(3Dプリンタで作成した作品)*
提出物 作品解説(指定書式無し) 1) 応募作品(前日宅配もしくは当日持ち込み)
2) 作品解説ポスター
3) ファストフォワード用作品紹介(A4,1ページ)
4) 作品解説2ページ(指定書式あり,2018年度日本図学会秋季大会講演論文集に掲載)
審査方法 審査委員会による事前審査 審査委員会および大会参加者の投票による当日審査
作品展示 受賞者作品を研究会側で3Dプリントして展示 応募者全員が作品を大会会場に用意し展示
発表形式 無し 大会当日のポスター形式による発表,ファストフォワード(1分程度のショートプレゼン)
作品公表 受賞作品を研究会WEBに掲載 応募者全員の作品解説を大会論文集に掲載,受賞作品を研究会WEBに掲載
応募者の
費用負担
無し 大会参加費,講演論文集掲載費用,作品運搬費用

*)アイデア部門の募集はありません.

応募から審査までの流れ:


1.    エントリー
以下の内容を記載した電子メールを,下記送付先にお送りください.
電子メールの件名は【2018年度デジタルモデリングコンテスト(発表者氏名)】としてください.

送付先:digicon2018[at]graphicscience.jp ([at]はアットマーク)
申込受領後,1週間以内に受領通知を電子メールにてお送りいたします.お申込みから1週間以内に受領通知が届かない場合は,郵便またはFAXにて日本図学会事務局までご連絡ください.

(1) 作品タイトル
(2) 制作者(制作者全員とその所属)
(3) 概要(100字程度)
(4) 発表者(解説者)
(5) サイズ(縦×横×高さmm)
(6) 搬入搬出の方法: 前日持ち込み・当日持ち込み・その他(   )
(7) 作品の写真か作品のスクリーンショットまたはレンダリング(JPEGファイル)をメールに添付してください.エントリー時に作品が完成していない場合には,作品の構想を示す画像でも可.
(8) 連絡担当者の氏名,所属,住所,電話/FAX,電子メールアドレス

デジタルモデリングコンテストは、3Dプリンタを利用することに重きを置いた作品が応募対象です.秋季大会での【作品展示】をお考えの方はこちらをご覧ください.
※   応募作品のサイズは500mm×500mm×500mm程度を上限とさせて頂きます.
※   日本図学会秋季大会学術講演論文集に作品について2頁の解説を書いていただきます.
※   応募作品とともに,解説文(ポスター)を掲示していただきます.
※   応募作品の展示についてはコンテスト実行委員会が決定いたします.応募者多数の場合や空間的制約などから出品をお断りすることもあります.

2.    作品解説原稿の提出
デジタルモデリングコンテストの作品解説は「日本図学会学術講演論文集/2018年度秋季大会(東京)」に掲載されます.

原稿書式:
・作品解説原稿(2ページ)の執筆要領は,日本図学会2018年度秋季大会の【作品展示】解説原稿の執筆要領に準じます.執筆要領はこちらからダウンロードしてください.
・ただし,作品解説原稿には,冒頭に概要を記載し,その次に作品のコンセプトや特筆点,使用したモデリングソフト名,出力機器を記載してください.キーワードの記載は不要です.
・原稿は白黒原稿を前提として作成してください.やむを得ずカラーの図版等を含む場合は,白黒コピー等により印刷時の仕上がりをチェックした上で提出してください.
・原稿はPDF形式(フォント埋め込み)で提出してください.

原稿提出方法:
以下の内容を記載した電子メールに,原稿ファイルを添付して,下記送付先にお送りください.
電子メールの件名は【2018年度デジタルモデリングコンテスト(発表者氏名)】としてください.

送付先:digicon2018[at]graphicscience.jp ([at]はアットマーク)
提出から1週間以内に受領通知が届かない場合は,郵便またはFAXにて日本図学会事務局までご連絡ください.

(1) 作品タイトル
(2) 制作者(制作者全員とその所属)
(3) 発表者(解説者)
(4) 連絡担当者の氏名,所属,住所,電話/FAX,電子メールアドレス


3.    コンテスト当日
コンテスト当日は各自持ち時間1分の作品紹介のためのファストフォワード(ショートプレゼン)を行って頂きます.その後,ポスター発表の時間を設けます.この時間内で,大会参加者による投票,審査委員会による審査が行われます.なお,作品は応募者による設置をお願いします.
※ 応募作品の搬入は12月7日(金)の14:00〜17:00(17:00作業終了)または12月8日(土)の10:00〜11:00(11:00作業終了)となります.搬出は12月9日(日)の大会終了後〜18:00まで(18:00完全撤去)となります.搬入出は原則としてご本人に行っていただきます.

作品展示期間
応募作品は2018年度日本図学会秋季大会の会場(大妻女子大学千代田キャンパス)で展示いたします.
展示期間:2018年12月8日(土), 9日(日)

発表時間と発表機器
ポスター形式による時間枠を設けます.壁に張る説明資料(A1サイズ)を当日ご準備ください.展示用には応募一件あたり一つの机を用意します.机の大きさは640mm×440mm程度のサイズをご用意する予定です.
また,ポスター発表の前にファストフォワードを行いますので,1分間で説明できるA4サイズ程度の印刷資料を用意してください.書画カメラを利用して発表を行っていただきます.

締切:

エントリー
 2018年9月28日(金)正午必着
原稿:(指定書式2ページ)
 2018年10月29日(月)正午必着

参加費用

講演論文集掲載費2,000円/1件,なお別途2018年度日本図学会秋季大会参加費が必要となります.
 

問い合わせ先

日本図学会デジタルモデリングコンテスト実行委員会
([at]はアットマーク)
digicon2018[at]graphicscience.jp
 
【デジタルモデリングコンテストの歴代受賞作品】