日本図学会 > 図学教育研究会 > インスブルック大学における図学

インスブルック大学における図学

=====================================================
日本図学会 図学教育研究会 特別講演会
インスブルック大学における図学−幾何学とCAD−教育
=====================================================

インスブルック大学(オーストリア)のシュロッカー氏が海外研究員として東京大学教養学部情報・図形科学部会(鈴木賢次郎研究室)に来日中です。氏はインスブルック大学の講師として、同大学のフスティ教授らとともに、建築学科・土木工学科の学生に対して図学教育を行っておられます。同大学の図学教育は、伝統的な図法幾何学教育とCAD教育を組み合わせたもので、7つの科目から成っており、日本における図学教育に比べて充実した内容を取り扱っています。図学教育研究会では、特別講演会を開催し、氏にインスブルック大学における図学教育の概要についてご講演いただきます。
奮ってご参加下さい。

日時: 2006年9月11日16:00−17:30

場所: 東京大学教養学部15号館104教室

題目: インスブルック大学における図学−幾何学とCAD−教育

講演者:ハンス・ペーター・シュロッカー講師
(インスブルック大学土木工学科図学教室)

概要: インスブルック大学における図学教育は、「プレコース」、「解析幾何学」、「CADT」、「図法幾何学」、「CADU」、「Extended -CAD」、「フリーハンドスケッチ」の7つの科目群からなっている。オーストリアにおいては、日本の大学において半年程度で教えられている図法幾何学の内容は高校で選択科目として教えられており、「プリコース」はこれを高校で履修しなかった学生に対する補講科目である。科目「図法幾何学」は、軸測投影、透視投影、標高投影、曲線と曲面等について教えるものであり、「CADU」は、「プリコース」および「図法幾何学」で学習した内容を踏まえ、CADを用いて応用幾何学的な課題を解く演習科目である。また、「フリーハンド・スケッチ」では、同じく、「プリコース」および「図法幾何学」で学習した内容を基にフリーハンドスケッチで形状を表現する方法について学ぶ。本講演では、これら科目群全体について概要を示すとともに、「図法幾何学」と「CADU」、および、「フリーハンドスケッチ」について詳しく紹介する。

参加申し込み:参加費は無料です。会場の準備の都合により、参加予定の方は,近藤邦雄(図学教育研究会委員長)まで以下の項目を電子メールでご連絡ください。
メールアドレス:kondo@ke.ics.saitama-u.ac.jp

-----------------------------------------
図学教育研究会 特別講演会 申し込み
------------------------------------------
氏名:
所属:
Email:
-------------------------------------------